【2.鵜ノ瀬】
神宮寺より少し奥へ車を走らせたところに看板が見えたが、こんな道路のすぐ近くではないだろう、と先へ先へと車を走らせる。が、その看板以来、何も案内板はない。引き返してみるとやはり先ほどの場所が鵜ノ瀬であった。 川原がきれいに整備されていたことは意外だったが、まあしかし、自然の為すがままに任せていたのでは形はどんどん変わってしまうだろうから仕方ないのか…。 3月2日、この瀬の水はお水送りの儀式により、注連縄の張ってあるあたり、少し深くなっている淵から東大寺閼伽井屋(あかいや)まで10日かかって届き、3月12日の深夜、東大寺二月堂での修二会に用いる若水として汲まれます。(アカとは梵語のアルガ=水のこと。英語のaquaも同じ語源だそうです。) この日は観光客らしい老夫婦の他は誰も居らず。私としては子供が水遊びでもしていてくれた方が私も気軽に水に足を入れることができたのだが。それでもちょこっと瀬の端っこの浅瀬を歩いてみた。冷たい水が夏の暑さを一瞬忘れさせてくれた。 (2002.8.26) |
≪鵜ノ瀬≫ |
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